マリアアザミはキク科の植物で、その種子はヨーロッパにおいて2000年以上前から民間薬として肝臓、胆嚢、脾臓、消化器官、母乳不足など広く利用されてきました。 活性成分は、3種のフラボノグリナンの混合物で、これをシリマリンと呼んでいます。現在ではシリマリンは、肝毒性の保護作用、タンパクの合成促進による肝細胞の再生作用、アルコール肝臓障害に対するGOT、GPT、γ-GTPなどの血清酵素活性の低下作用、慢性肝炎・肝硬変に対する効果などが認められています。 安全性も高く、マリアアザミの種子抽出物はドイツでは以前より医薬品として認可されている。
解説:北中 進(日本大学薬学部 教授)
※本資料は、直接 健康補助食品「どぎも」の効能効果を表すものではありません。